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FREEDOM DAY~3~

一ヶ月ぶりに長編三話が完成しました。

今回はエリキャロ+フリードがあの二人と遭遇します。
今後は余裕ができたので早いペースで書いていけそうです。
ぼくとミッドチルダ

前回のあらすじ
ロストロギアの影響を受けて、人間化したフリード(容姿は6歳児くらい)。
エリキャロはフリードの保護者代行になることになった。
そして…


フ「ここがミッドチルダか~」
エ「そういえば、フリードはあんまり街中とかに連れてったことはなかったね。」
キ「今日は楽しもうね、フリード。」
フ「うん!!!」

三人はミッドチルダに来ていた。
こうなった経緯はというと…


今から、一時間前(前回の話の後)…

ミ「そんなわけで本局でフリードの事を報告した結果、今晩の遅くくらいにはフリードを戻す用意をしてくれるそうよ。」
エ「そうですか。」
キ「よかった~…」

エリオとキャロは一先ず、安心した。

ミ「それから…エリオとキャロは今日一日お仕事、休んでもいいわよ。」
キ「……えっ、どうしてですか!!?」
ミ「まぁ、緊急事態だしね。本局によると今のフリードは結構、不安定な状態で誰かが監視をしておく必要があるらしいのよね。」

確かにロストロギアの影響での肉体変化なら身体のどこかに異常が起こるという可能性は十分に考えられるだろう。

ミ「フリードの子守りなら、エリオとキャロが適任だし、今日は特に忙しい仕事もないわけだしね。まぁ、平たく言えば育児休暇ってやつ?」
エ「育児休暇って…」

ちょっと違うような気もしなくはないと思ったエリオだったが「細かいことは気にしなさんな」と軽く受け流された。



そんなわけで人間化フリードの監視と称した一日限りの育児休暇が始まった。
そして、外出許可をもらった為に三人でミッドチルダの街へと出掛けたのであった。

フ「ねぇ、どこへいくの…パパ、ママ?」
エ「……ぶっ!!」

フリードは恥ずかしげもなく、エリキャロをパパとママを呼ぶ。
でも、さすがにこの歳でパパとママは早過ぎだし、何よりも気恥ずかしかった。

エ「あの~、フリード…そのパパとママはやめてくれるかな?」
フ「えっ、いやだったの?」
エ「いやその~別に嫌というわけじゃないんだけど~…」
フ「じゃあ、なんで…?」
エ「え~っと、それは…」

エリオはなんて言ったらいいんだろうとフリードを傷つけない答えに悩む。
そして、そんなエリオに助け舟が…

キ「わたしたちは名前で呼ばれる方がいいからだよ。」
フ「ああ、そうだったんだね。うん、わかった。じゃあ、エリオとキャロってよぶ。」

フリードはキャロの一言であっさりと納得した。
さすがは竜召喚士…自分が使役する竜の扱いには慣れているようだ。

フ「それでエリオ、キャロ、どこにいくの?」
キ「う~ん、どこに行こうか、エリオ君?」
エ「ごめん、僕も考えてなかった…」

今回は余りにも急な休日だったので、無計画なお出掛けだったらしい。

エ「フリードはどこか行きたいところってある?」
フ「う~ん、ふたりがいくとこなら、どこでもいいよ。」

そういう答えが一番困るものだ…

エ「……とりあえず、街を歩こうか?」
キ「うん、そうだね。」
フ「いこう、いこう!!」

適当に廻ってれば、フリードが気に入る場所が見つかるかもしれないとエリオは思った。
そして、ミッドの街を廻ることにした三人だった。

やっぱり、大都会だけあり平日の午前中であるにも関わらず、人はかなり多かった。
三人は逸れないようにフリードを真ん中に3人で手を繋ぎながら移動する。
こうしてみると三人兄弟にも見えなくないが、あくまで親子である。

エ「やっぱり、ミッドはいつ行っても人が多いね。」
キ「うん、これだけたくさんいると知ってる人に会えるかも…」
エ「う~ん、さすがにそれはないんじゃないかな?」

…と話していた、その時…

フ「あっ、このにおい…」

フリードはいきなりエリキャロの両手を振りほどいて、前進した。

キ「あっ、フリード。」
エ「どこに行くのさー!!」

エリオとキャロはフリードを見失わぬように追いかけるも思いのほか足が速く、なかなか追いつかなかった。

そして、フリードが辿り着いた先には…

ス「いや~、やっぱりこの店のアイスは冷たくっておいし~!!」
テ「相変わらず、アイス好きね~。」
ス「うん好き好き大好き~!!」

スバルとティアナがアイスクリーム屋の前でアイスを食べていた。
そしたら…

ス「ねぇ、ティア…この子。」
テ「ん?」

スバルが真っ先に気がつき、ティアナも視線を下に向けるとそこにはフリードがいた。
瞳を輝かせて二人を見つめていたので、スバルは姿勢を低くして問いかけるのだった。

ス「何か御用かなぁ?」
フ「それ、おいしそうだね。」
ス「これ、もしかして食べたい?」
フ「うん食べたい!!」
ス「それじゃあ、一口だけ…」

スバルはスプーンで食べやすい大きさにすくってあげた。

ス「は~い、お食べ~。」
フ「あ~ん。」

フリードはアイスを味わって食べる。

ス「どう、おいしい?」
フ「うん、とっても!!」
ス「そう、よかったね~。」

スバルは余りに素直な反応が可愛かったのかフリードの頭を撫でた。
すると、ティアナが念話で…

テ『ちょっと、スバル…』
ス『ん?なに~?』
テ『その子、スバルの知り合い?』
ス『いや、今初めて会ったけど…』
テ『あんたね~』

初対面の子供と普通あんなに仲よくできるものだろうかとティアナは呆れながら思う。

テ『その子、迷子かもしれないんだから、まず名前を聞かなきゃダメでしょ!!』
ス『あっ、そうか!!』
テ『まったく~』

スバルはようやく大事なことに気付いた。

ス「僕~。そういえば、まだ名前を…」
フ「ありがとね、スバル。」
ス「あれ、なんで私の名前を?」
フ「あれ、ちがってたかな?」
ス「いや、合ってるけど…」
フ「それでそっちはティアナだよね。」
テ「えっ、なんで私の名前まで!!?」

スバルとティアナが混乱していると…

エ「おーい。」

エリオとキャロがようやく追いついた。

フ「あっ、エリオ、キャロ!!」
エ「勝手に行っちゃだめじゃないか!!」
キ「もう、心配したんだからね。」
フ「ゴメン、いいにおいがしたからつい…」

エリオとキャロは安心すると…

ス「エリオとキャロだよね?」
キ「あっ、スバルさんにティアさん!!」
エ「お久しぶりです!」
ス「あっ、うん久しぶり…」

スバルとティアナはいまだに戸惑いながらも…

テ「それでその子は一体…」
エ「あっ、この子ですか?この子は…」
フ「エリオとキャロのこどもだよ!!」
ステ「「えっ!!?」」

スバルとティアナは硬直して、さらに頭の中が混乱した。
エリオとキャロもストレートに言われると恥ずかしくてテンパってしまい…

キ「ち…違うんです!!あっ、違わないんですけど、とにかく違うんですー!!」
エ「こ…これにはちょっとしたわけがありまして…」


とにかく、事情を話した。

ス「あ~、な~るほど。つまり、この子はフリードなんだ。」
エ「……はい。」
テ「色々と大変だったわね、二人とも。」
キ「………はい。」

同情の目でエリキャロを見るスバティアだった。

エ「その話はともかく、お二人はどうしてこちらに?」
テ「まぁ、今日は久しぶりに休日をもらったんだけど、偶然にも休暇がコイツと重なって『ね~ね~、ティア~、一緒に出掛けな~い?』っていうから、仕方なく一緒に行ってあげてるのよ。」
ス「え~、ティア、ひど~い!ティアもノリノリだったじゃん。」
テ「うっさい、この馬鹿!!」

ティアナはスバルの頭を殴る。
ティアナのツンデレぶりは健在だった。

エ「あはは…あの二人も相変わらずみたいだね。」
キ「うん。」

久しぶりに会った二人が元気そうだったので安心するエリキャロだった。

テ「ところで三人の予定は?」
エ「実は急な休みなんで、どこ行こうか迷ってるんですよね。」
ス「ふ~ん、じゃあ私たちと一緒に遊びに行かない?」
キ「お二人はどちらに?」
テ「ゲーセンよ。」
エ「ゲームセンターですか?」
ス「そうだよ、色々遊べるしおもしろいよ。」
キ「わたしたちはいいですよ!フリードは?」
フ「おもしそうだから、いきたい!!!」
ス「じゃあ、決まりだね!!」


そんなわけで五人でゲームセンターに行くことになった。


続く
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