FC2ブログ

FREEDOM DAY~10~

お待たせしました!!!
ようやく長編の最終話が完成しましたよ。
約5か月…長いようで短かったですね。
それでは始めます。
ぼくのじゆうないちにち

新暦○○年○月○日、フリード・リヒは人間になりました。
一緒に街で遊んだり、一緒にご飯を食べたり、知らないような一面を見られて、普段じゃ話せないことを話したり、まるで弟が出来たみたいで楽しいかったなぁ。
そんな素敵な出会いと突然の別れを乗り越えて、わたしたちは前よりも仲良くなりました。

でも、そんな一日を忘れそうになったある日、またちょっとした事件が起きました。

byキャロ・ル・ルシエ

<ある日の朝>

エ「そういえば、今日ってあの日から一年だよな。年が経つのはあっという間だなぁ~。」

そんな年寄りみたいな独り言を言いながら、着替えをしていたエリオ。
すると……ガチャッ。

キ「エリオ君、大変!!!」
エ「ふぁーーー!!キャロ、ノックくらいしてよ!!!!」
キ「そんな場合じゃないよ。フリードが…」

キャロはエリオの裸(下は穿いてます)に動じる様子もなかった。
どうやら、フリードがまたいなくなったようだ。

キ「フリード、どこ~?」
エ「とにかく、落ち着いてよ。」

デジャヴュ…
すると、デバイスのモニターからミラの顔が…

ミ「キャロ、起きてる?」
キ「あっ、ミラさん。」
ミ「エリオとお楽しみのとこ、悪いけどフリード見つけたわよ。」
キ「ほんとですか!!」
エ「っていうか、僕らは別に何もしてませんから!!!」
ミ「えっ、でもエリオ裸だし。」
エ「ちゃんと下は穿いてます。」
ミ「そんなことはどっちでもいいから、早く応接室に来てね♪
できれば二人で。」

そう言って、ミラの連絡が切れる。

キ「はぁ、よかった。」
エ「じゃあ、迎えに行こうか。」
キ「うん……ところで、お楽しみって何?」
エ「………えっ…そ、それは……あっ、とりあえず着替えるから、部屋出てくれないかな?」
キ「あっ、ごめん。」

エリオはうまくはぐらかしてキャロを部屋に出した。
そして、二人でフリードを引き取りに行った。

エ「ミラさん、来ましたよ。」
キ「フリードいる~?」

何故か、部屋には明かりが消えていて真っ暗だった。
一瞬、戸惑ってしまうがすると明かり灯る。
すると、そこには懐かしいあの姿が…

フ「おはよう。」
エ「えっ…君は、まさか……」
キ「フリード!!」
フ「うん、エリオ、キャロ!!!」

再び人の姿となったフリードはエリオとキャロに抱きついた。

キ「で…でも、どうして?」
ミ「ふふ~ん、それはね…」



遡ること、一年前。
フリードは人間に戻ったあとに一度、正式に検査をされた。
その段階では一切、異常は無かった。
しかし、ちょっとした変化があったのだ。
それはフリードが変身魔法の仕方を体が覚えたのだった。

本来、動物が魔法で人間の姿になるには高い知性と生まれ持っての魔力センスが必要である。例えれば、アルフやザフィーラがそれに該当する。

フリードは人語を理解できるほどの知性を持っていたので一つ目の条件はクリアしていたが肝心の魔力には乏しかったのだ。

だが、その足りない魔力を例のロストロギアで補うことで自力で人間化したらしい。
つまり、結果としてあの日の出来事はフリードが人間化する練習になったわけだ。

しかも、今回の場合は自力の変身なので体への負担は限りなくゼロであるという。
それでもまだ完璧な変身魔法ではないので一年の周期での変身が限界とのことらしい。


ミ「…とまぁ、そんなわけ。」
キ「そうだったんですね。」
エ「でも、それならそうと教えてくれてもよかったじゃないですか。」
ミ「あくまで可能性の話だったからね。直前まで話せなかったんだよね。」

だが、こうしてまた人間の姿のフリードと会うことができたのだった。
今は素直に喜ぼうとエリオとキャロは思った。


そして、それから数時間後…

キ「また、ここに来ちゃったね。」
エ「他に行くとこもないしね。」

三人は再びミッドチルダの街に訪れていた。
それというのも、ミラがまた育児休暇と称して休みを与えたらしい。

キ「ねぇ、フリード。何処に行きたい?」
フ「また、ゲーセンでタイコをどんどんしたい。」
エ「それじゃあ、またあそこに行こうか?」
フ「うん!!それから、アイスもたべたい。」
キ「遊んだ後はあのカフェに行こうね。」
フ「うんじゃあ、いこっ!!」

時間がもったいないと言わんばかりにフリードは二人の手を引っ張る。
そして、ゆっくりと歩き始める。


キ「ねぇ、今日はフリードにとっては記念日になるからさぁ、何か名前を付けない?」
エ「あっ、それいいねぇ。」
フ「うん、つけよう。」

それから三人で考えた。
そして、決まったのが…

エ「フリード…フリー…………フリーダム……そうだ!!!
フリーダムデイってのはどうかな?」
キ「フリーダムデイか……すごくいいと思うよ。」
フ「フリーダムデイってどういういみ?」
エ「フリードが人間になったことを祝う日…要するにフリードのもう一つの誕生日だね。」
フ「もうひとつのたんじょうび…うん、すごくうれしい!!!」
キ「じゃあ、帰ったら、ちゃんとお祝いしないとね。」
フ「うん!!!」

こうして、三人の間に新しい年間行事が生まれたのだった。

フ「エリオ、キャロ、あのね…」
エ/キ「?」
フ「なんでもない。」
エ「え~、何それ?」
キ「変なフリード。」

フリードは伝えたい言葉があったようだが、気恥ずかしくなって言葉を詰まらせた。
その言葉とは…

エリオ、キャロ、あのね…
ぼく、まいにちがとってもたのしいよ。
ふたりがいつもいっしょにいてくれるおかげ…
だから、かぞくになってくれて、ほんとによかった。

だいすきだよ、エリオ、キャロ。


FREEDAM DAY ~おしまい~
スポンサーサイト



コメントの投稿

非公開コメント

カウント数
プロフィール

昇利ライズ

Author:昇利ライズ
エリキャロ愛好家のライズです。
このサイトでは、僕の作ったエリキャロの絵やSSを載せています。

ご意見やご感想がありましたら、拍手でお願いします。
ツイッター:『@zan_rise_nobori


連続更新記録:1096日   (3年)
(12/2/7~14/2/6)

連続更新3年目達成!!!


11101601
↑ ↑ ↑
こちらがリンクバナーです。
ご自由にお貼りください。
貼る場合は僕にコメントを一言、お願いします。

since 2011/8/18~

カテゴリ
最新記事
Twitter
Pixiv

↑僕のこれまで描いた絵です。
カレンダー
07 | 2020/08 | 09
- - - - - - 1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31 - - - - -
月別アーカイブ
リンク